１２月に突入して、大霜がやっと野沢菜に降りました。全国的に暖冬な感じでしたが、今朝は長野市も最低気温がマイナス１℃に下りました。
９月に、地元の大学生の生徒さん達と一緒に種まきをしました野沢菜が、いよいよ収穫の時期を迎えました。
霜が降らないと、野沢菜がコワクて美味しくならないのです。
野沢菜が筋張って硬いことを、強い（こわい）と表現します。『恐い』と思ったかもしれませんが、多分方言か昔の言葉だと思います。
ガリガリに霜が野沢菜に降りてます。
これぐらい霜が降りると、野沢菜は本当に美味しくなります！
野沢菜は、霜で凍りそうになると、寒さから身を守る事で甘味を蓄え、身が軟らかくなります。野沢菜漬けにするとヌルヌルしたノリ状になり、美味しい漬け物になるんです。
畑の土の表面もガリガリです。
収穫したら、１日置いてから塩漬けにします。各家庭で、色々な野沢菜漬けがあります。鷹の爪や昆布、柿の葉を一緒に漬け込んだり、バリエーションは様々です。ご飯の友に、野沢菜漬けは最高の一品です。
