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11月、大豆の収穫期を迎えました。
毎年、黒豆 ひたし豆 味噌豆の三種類を栽培していますが、今季の黒豆は大不作です。
その最大の原因は雨不足…
合わせて記録的な暑さのダブルパンチ。
大豆は、よほどの事がない限り強い物なのですが、今年はそれを上回る異常な環境だったと思います。

平年、6月中旬に種蒔きをして苗を作りますが、この時期に全く雨が降らない状況が続きました。その結果、発芽が遅れてしまい定植が7月後半にずれこんでしまいました。

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6月から7月にかけて雨があった日を数えると、夕立を含めてもたったの2日でした。どんなに潅水しても「焼け石に水」でしたね。

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8月になると花がつき始めますが、大豆の背丈に関係なく成長が不十分な樹にも花が咲きます。

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右手前が遅れた大豆で、夕立にあった左奥の大豆と比較すると大きさは半分以下です。野菜は、種蒔き時期が1日ずれたら成長が1日遅れるのではなく、数日も遅れてしまいます。実際に苗作りが1週間遅れた事が今回の不作の原因です。

背丈が低くて小さくても花を付けるのは、大豆自身が種の保存を優先しているのかなと感じます。

雨不足の中でも収穫出来た大豆が有るのを考えると、苗作りを早目にする事が重要かなと思います。
早目に出来た苗も、定植前に根を切ったりして成長を足踏みさせ工夫をすれば良いかもしれません。来年の栽培には、その点を考えて挑戦してみようかと思います。

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