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先週、白菜の収穫を終えました。
今年の収穫量は、あまり良くありませんでした。秋に入ってからの気候が良くないのが原因だったと思います。雨が多く日照不足が一番響いたかもしれません。結球が不十分な物も目立ちました。そんな、悪条件の下でも元気に育った白菜の甘さは過去最高の味に出来上がりました。

有機栽培を始めて、年々野菜の糖度が上がっていると感じます。気候の変化で収穫量が落ちても、出来上がった野菜の旨みは落ちるどころか、美味しい物が出来上がります。自然の環境に耐え抜いた野菜のたくましさなのでしょうか?

農薬や化学肥料で見た目が良い野菜とは、比較にならない美味しさになります。砂糖の甘さとは違う、野菜独特な、優しい『あまみ』が有ります。野菜には青臭ささ、エグ味やアクが有りますが、新鮮であるとそれぞれの野菜が持つ匂いが収穫していると良く分かります。

収穫した白菜は、数日天日干しにしてから新聞紙に包んで保存します。そうする事で、春まで白菜の味を楽しめます。

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いくつかの結球不足の白菜は、しばらく畑に放置したところ、周りの葉っぱの様子が変です。根もとを切って見ると、根がありません?ポッカリと穴が開いています。

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おそらく、ネズミの仕業でしょうね。白菜の根はとても甘いので、美味しいところを食べられてしまいました。今のところ、ネズミによる被害が大した事が無いので目をつぶりましょう。

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