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昨年の秋に種まきをしたエンドウ豆は、寒風に耐えて元気に育っています。
その寒さのおかげで露地物の野菜は、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールの成分が増えて、葉っぱが紫色に変わります。

スーパーで販売されているブロッコリーやキャベツなど、紫色だと見た目が悪いせいか市場価値が下がり敬遠されているとか…なんてもったい話しなんでしょう。

見た目ばかり優先され、ハウス栽培で化学肥料をたっぷり使われて、きれいな色をした?野菜が1年中、お店にならんでいます。

野菜本来の美味しさと旨みは、旬な物を食べなければ絶対にわかりません。
紫色に変色した野菜は、栄養価が高く本当は美味しさのサインなのです。

少し難しい言葉ですが『凝固点降下』と言って、真水よりも塩水や砂糖水は凍る温度が下がります。
野菜は、冬の寒さから身を守るため自分が凍らない様に糖を蓄えます。
氷点下の寒さに負けない為に頑張る野菜は、凄く美味しいです。

エンドウ豆の収穫は5月です。
種まきから約半年後に収穫を迎えますが、収穫期間はとても短く1週間がピークです。

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