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不耕起栽培のナス畑の中でクローバーの花『シロツメグサ』が咲いていました。雑草のありがたみを感じながら、子供の頃に良く観たアニメソングを思い出しましたね。
以前でしたら、雑草は野菜作りには『厄介者』としか感じていませんでした。しかし、雑草の根のチカラで空気や水分を送り込む働きがあると言います。

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クローバーは、ナスのコンパニオンプランツとして相性の良いマメ科ですから根粒菌の働きでナスにチッ素の栄養分を与えます。

合わせて、雨や風による表土の流亡を防せいで土の水分を保持し、乾湿の変化を少なくします。やがて、土が柔らかくなり作物の根張りがよくなります。土壌生物の繁殖を促して土壌生態系を安定させ有機マルチとして地温の変化を少なくするなど、効果はたくさんあるのです。

今年から、なるべくビニール製の物に頼らずマルチは有機で行う様にしています。なるべく自然に近い環境である事で、微生物から虫達までが住み良い畑になると思います。

そうすることで、きっと益虫達もたくさん集まります。農薬不使用の農業も大変ですが、ますます楽しくなってきました!

♪神さまありがとう
ボクに不耕起栽培を教えてくれて

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