野鳥のカッコウが鳴きだしたら「豆蒔き」の合図です。カッコウの鳴き声は夏の訪れを知らせます。季節はすっかり夏に向かい、『もう霜の心配はしないで豆蒔きをしてもいいですよー』と、カッコウが豆蒔きの時季を教えてくれます。
通常、エダマメの苗は種を蒔いてから1週間から10日程で育ちます。しかし、今年は苗ができるまで2週間かかってしまいました。遅れた1番の原因はカラカラのお天気。もう1つは不安定な気温と考えられます。
今年も、やって参りました。毎年恒例の地元大学生の農業体験です。食育の勉強をされている学生さん達に、今回はエダマメの苗を定植する体験を予定にしていました。…が、天候不順で苗の準備が遅れるハプニング!急きょ、畑に種を蒔く事になりました(汗)。
鞍掛豆
豆の模様が馬の鞍のように見えるところからついた名前です。
今回の勉強会では、この黒豆を使って種蒔きをして頂きました。この黒豆でエダマメにすると、大豆のエダマメより数段美味しい物になります。
低めの畝に種蒔きする穴を2つ、およそ30cm間隔で準備します。
学生さん達、20人超えの人数でしたので作業はあっと言う間に終わってしまいました。暑い中での作業でしたが、皆さん汗をかきながら真剣に取り組んで頂き、大変ご苦労様でした。
最後に畑の草取りもして頂き、畑はすっかりキレイになりました。今回、種蒔きしたエダマメの収穫は10月頃です。黒豆のエダマメを食べた事の無い方と有る方も、どちら様もお楽しみにお待ちください。是非とも、試食に来て下さい。お待ちしてます!