秋の晴天に恵まれ近所の田んぼでは、脱穀作業がはかどりました。
脱穀作業もすっかり機械化が進み、コンバインであっと言う間に稲刈りが終わります。刈り取った稲は、もみ米と稲藁に分けられます。
その後のもみ米は、機械乾燥で処理されます。ひと昔前は、刈り取った稲をはぜ掛けで天日干しをしたものです。機械乾燥よりも、太陽の光を浴びて乾燥させたお米が美味しいのですが、稲作の人手不足に伴い、はぜ掛けの風景も見られなくなりました。時代の流れを感じますね。
機械化が進んでも、手作業で稲藁を結束する作業があります。束を5〜6本にまとめて、先を縛って立てて乾燥させます。雨が降らない内にこの作業を終わらせます。
しっかり乾燥させた稲藁は、堆肥にしたり今後の野菜作りには欠かせない重宝するモノになります。
稲藁の結束作業で良い汗をかきました。結構な重労働です。機械の無い時代の稲作作業を想像すると気が遠くなります。
田おこし、代かき、田植え、稲刈り、はぜ掛け、脱穀など全部が手作業です。
収穫したお米を運ぶのもトラックなんて無いのですから、昔の方達の稲作作業には頭が下がります。