今月のほとんど毎日が雨か曇りばかりの天候ですが、タマネギの苗作りには好条件でした。長雨でキャベツやキュウリは根腐れを起こしましたが、大雨のおかげでタマネギが元気に発芽しました。
タマネギの苗作りに大敵なのは、苗床の乾燥です。種まき後は、乾燥防止に敷き藁やもみ殻を敷き、毎日の水やりを欠かさず行います。
今週から秋晴れに恵まれそうなので、順調に苗が育ちそうです。苗の定植に適した大きさは4ミリから5ミリ鉛筆ぐらいの太さになるように、しっかりと育てます。
1ヶ月過ぎた頃には定植しますが、昨年は大雪が影響して雪解けが3月までかかり追肥が遅れ、収穫は小さなタマネギばかりでした。日陰になりやすい畑だった事も雪解けが長引く原因でしたので、今回は日当たりの良い畑で定植します。
最近、友人に聞いた話しですが、タマネギには食材だけはなく万能薬的な効果が沢山あるそうです。
《傷薬》
料理中に指を切ってしまった時にタマネギを傷口に押し付けると、止血と消毒する効果があり回復を早める。
《傷跡》
ケガで残った傷跡がタマネギの汁を1日2回を3日程、傷にかけると変色した傷跡も薄くなる。
《目のゴミ》
目にゴミが入ったらタマネギを切りましょう。手で目をこすらないで、タマネギで目にしみて出た自分の涙が異物を洗い流してくれます。
《虫刺され》
蜂や蚊に刺されたら、良く水で傷口を洗い流します。タマネギを押し付けると解毒と炎症を抑える効果があります。
などなど、その他にも色々な効果があるそうです。薬には、副作用があるのでなるべく使いたくないです。
タマネギを使って傷口や虫刺されに効果があるとは、知りませんでした。身近にあるタマネギで手当て出来るのは薬代もかからず、とても経済的です。
でも、タマネギが苦手で刺激が強い方にはツライかも。気が向いたらお試し下さい。