野菜作りで元肥を畑に入れる方法に『全面施肥』と『溝施肥』の二つあります。
『全面施肥』とは、堆肥や肥料を畑に撒き土と良く混ぜ、種まきや苗を植えます。
『溝施肥』とは、種まきや苗を植えるところに溝を掘り、そこに堆肥や肥料を埋めます。
溝施肥は、根を深く張る野菜で栽培に時間のかかる野菜には肥料が長く効く特徴があります。つまり、キャベツ栽培には大変適しています。
キャベツをはじめ、トマトやナスも栽培期間が長いので元肥は溝施肥がオススメです。
畝の真ん中に20センチ位の溝を掘り、EM菌で発酵させた牛糞と米ヌカを投入しました。
苗を植えてからは、夜盗虫の対策です。
昨年のキャベツ栽培では、夜盗虫に随分とやられました。
せっかく植えた苗が根元からバッサリと切られてしまうのは、キャベツ栽培で一番困ります。
株元に卵の殻を撒きます。
昨年、この卵の殻を使ってから、夜盗虫の被害はかなり軽減出来ました。卵の殻のトゲトゲが効くようです。
でも、根元からバッサリ切られてしまったら駆除をします。
夜盗虫は、字のごとく夜に活動して野菜を食べに来ます。
昼間には地中に潜んでいますので、被害に遭った根元の回りを掘ると、大概見つける事が出来ます。
あと、強風で葉の茎が折れる事もあります。
秋キャベツは台風の心配がありますが、この時期も春風が強い日もあります。
しっかり成長するまで、風にも気を付けます。