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無農薬栽培で、最大の問題が害虫です。キャベツは、アブラムシ、夜盗虫、蝶々類の被害に遭いやすい野菜です。

アブラムシや蝶々類アオムシの被害は防虫ネットで、かなり効果があります。

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夜盗虫には、卵の殻を株元に散らす方法で効果が出ています。

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コンパニオンプランツ
キャベツとシュンギクの組み合わせで、お互いの成長を助け合います。

農薬に頼らず、害虫被害を軽減させる方法を色々と試行していますが、ひとつひとつ手作業には、いつも苦労しています。

一説には、
土壌のチッソ過多が原因だったり、畑の生態系が崩れている事で害虫が発生するのだと言われています。

化学肥料によって、土壌の栄養過多が進み害虫を呼びます。そして、農薬で害虫を駆除した代償に益虫や土壌の微生物も殺し、畑は本来の地力が失われて行きます。地力を失った事で化学肥料を使う悪循環では、永久に害虫が発生する状態です。
虫も食べない野菜は農薬たっぷりで怖い、虫食いのある野菜は農薬が少ない『安全の印』そう思っている方々は多いと思います。僕も以前は、そう思っていましたが害虫について勉強したところ、それは大きな誤解だったと知りました。

無農薬有機栽培を始めて4年目を迎えていますが、有用微生物を用いたEM農法で、徐々に害虫が減ってきている気もしています。

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今年は、てんとう虫の姿がたくさん見えています。てんとう虫のサナギもいました。益虫の存在で畑の生態系が整いつつあると信じています。

キャベツが無事に結球しますように。

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