20160330-011648.jpg

農薬化学肥料を使わない玉ねぎ栽培は今年で3回目です。
過去、陽当たりが良く無い畑や、大雪で雪解けが3月までかかり追肥のタイミング遅れたなど、失敗?がありました。

植え付け前の元肥と、定植後の米ヌカでの有機肥料ですと、やはり近隣の畑の玉ねぎと成長を比較すると差が歴然として違いますね。

多分、化学肥料の力の差だと思います。
背丈は倍も違うし、色はものすごく濃い緑色しています。

昨年、追肥が遅れた玉ねぎに、試しに化学肥料を使って見た時と同じです。
有機肥料だけで収穫した物と化学肥料肥料を与えた物を比較すると、面白い結果が観えました。

さすがというか、化学肥料の効果は速攻性があり成長が抜群。
でも、それは見た目だけでした。中玉程まで成長しましたが、ボカボカした感じで締まりの無い玉ねぎ。
有機肥料の玉ねぎは、5センチ程の小玉で成長が良く無いものの、身がしまって凄い甘い玉ねぎでした。

もっと違った結果が出たのは、それぞれ昨年5月に収穫してから半年過ぎてからです。
有機肥料の玉ねぎ→芽が1つも出ておらず、身もシッカリしまっています
対する
化学肥料の玉ねぎ→沢山の芽が出て、しなしなで甘さがほとんど失われてしまいました。
中には腐っている物もあります。恐らく肥料過多ですね。

小さな玉ねぎだから失敗?とは限らないという考えもあるかも?負け惜しみに聞こえるかも知れません。

『今回の玉ねぎ』
玉の大きさにもこだわりたいです。
保温に使用した敷き藁を全部はずして、草取りと併せて中耕してみました。中耕することで根に酸素と水を行き届かせる狙いです。
そしてEM菌でシッカリ発酵させた牛糞を撒いて追肥は完了。保温効果も期待してます。

関連記事